出勤時間が昼以降のため、朝はゆっくり過ごせます。小学生から高校生まで幅広い年齢の生徒と接することができ、子供好きには理想的な職場です。また、自分が教室長として責任を持ち、ある程度自由に教室を運営できる点も魅力です。生徒の成績が伸びたり、志望校に合格したりする瞬間には大きなやりがいを感じます。仕事が残っていれば22時以降に1人で作業することも可能で、自分のペースで仕事を進められる自由度があります。

1. 学区の編成や各学校の勉強（偏差値・力を入れている教科、部活・合格最低点、最高点・内申点のボーダー）について学ぶのが大変でした。
2. 学力が低い生徒の進路相談や勉強の管理が難しいです。特に週1回の授業しか受けない生徒や自習に来ない生徒の対応が大変です。
3. 家庭からのクレーム処理が必要です。特に講師の対応やお金に関するクレームが多いです。
4. 生徒の確保が大変で、月ごとの入会ノルマがあります。

少子化が進んでいますが、学歴社会の影響で教育に力を入れる家庭は多いです。大学入試制度も変わりつつあり、小学校での英語教育導入などもあり、塾業界の需要は高いと感じます。学校が塾に行くことを推奨するケースもあり、塾業界の将来性は高いと思います。

一部の教室では、プロ講師として紹介される講師が必ずしもプロではないことがあります。合宿などもプロ講師が行うと謳っていますが、実際には教室長が授業を担当することもありました。また、プロ講師と普通の講師の区別が曖昧で、教室によっては単に社会人であるだけでプロ講師とされることもあります。

入試情報や学校情報をしっかりと把握し、生徒や保護者に良い提案ができるかどうかが重要です。普段の生徒とのコミュニケーションが大切で、信頼を築くためには生徒や講師から好かれ、頼られる存在になることが必要です。自分の利益よりも生徒のために動くことが、結果として良い教育者になる道です。