同年代のアルバイトが多かったので、今でも付き合いのある友人が多くできました。とても忙しいお店でしたが、自分なりにより効率よく仕事をするために工夫を凝らし、マニュアルだけではない接客技術を身につけることができました。お客様に直接対応することで、人間関係のスキルが向上しました。また、忙しい時間帯は時間が経つのが非常に早く感じられ、充実感を得られる仕事でした。努力が評価され、時給に反映されることもやりがいの一つです。

料理や飲み物の提供はスピードが求められるため、最初は怖さもありました。特に熱い料理や飲み物を急いで提供する際にミスをしてしまうことがありました。料理を落としてしまったり、お皿を割ってしまうこともあり、キッチンスタッフやお客様に迷惑をかけてしまうことが苦労でした。特に、作り直しに時間がかかる料理の場合は、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

飲食店は世の中からなくなることはないため、将来性は高いと思います。若い時の経験が今でも役立っています。例えば、トレーの使い方やお客様対応のスキルなどは、社会に出てからも大いに役立ちます。学生のうちにこの仕事を経験することで、将来どのような職業についたとしても有用なスキルを身につけることができます。

飲食業界では比較的若い年齢層の方が多く働いています。そのため、店舗内での恋愛や友情が芽生えることが多いです。私自身も店舗内で多くの友人を作り、青春の思い出がたくさんあります。店舗内で結婚した友人もいますし、長く付き合う友人ができることも魅力の一つです。

資格がなくても、やる気があれば誰でも始められる仕事です。体力勝負の部分もありますが、学生時代にこの仕事を経験することで、将来にわたって役立つスキルを身につけることができます。人と接するのが好きな方や、接客業に興味がある方には特におすすめです。人と話すのが苦手な方でも、この仕事を通じてコミュニケーションスキルを向上させることができます。是非一度、飲食業界での仕事を体験してみてください。