営業をしているため、様々な業種と関わりを持てたり、様々な会社の情報をいち早く入手できることが非常に面白いです。お客さんの担当者との関係性が強くなると、打ち合わせ時に世間話が増えたり、プライベートで飲みやゴルフ、パチンコに行ったりと、仕事を超えた付き合いができることもあります。大きい仕事が取れたときは非常に大きな達成感があり、社内での評価も上がりやすいです。また、営業なので、昼間は基本的に自由であることも魅力です。

納期の調整や単価の値下げがあるときは非常に面倒です。また、納めた商品に不具合があったときのクレーム対応も非常に面倒です。会社の代表としてお客さんを訪問するため、怒られたり嫌味を言われたりすることもあります。メンタルが弱い人には向いていませんが、自身を強くするきっかけにもなります。お客さんの工場のラインが止まることを避けるため、納期を急がれることもあり、仕入先との交渉等で非常に時間を割き、疲れます。

どの会社でも物を出荷・梱包する際には必ず何かに包む必要があります。取り扱っている包装資材が今後なくなることはないと考えています。いかにお客さんに満足してもらえる会社であるか、いかに自社の強みを出していけるかが鍵です。強い会社が勝ち上がっていく厳しい業界ですが、まだまだ発展していくと考えています。ニーズに沿った事業展開やお客さんへの提案がうまくいけば、各社の営業マンが成長し、会社も成長すると思います。

卸し業のため、お客さんからいかに早く新規ネタを拾ってこれるかが課題です。新しい製品がほしいという話が出た際、仕入先（メーカー）は一つであるため、一番最初に引合いがあったところに安値を出します。そのため、ルートを大事にしています。

営業職は非常に気を使う職業です。お客さんからの要望に対して、いかに迅速に対応できるか、仕入先との関係でいかに協力してもらえるか、社内的な面倒な処理も、社内の仲間がいかに協力してくれるかが重要です。お客さんや会社の仲間が正しく怒ってくれることも、自身の成長に繋がります。辛いことがあったら嬉しいこともきっとあります。結局は人と人との繋がりの中で商売が成り立っているので、自分に自信を持って接していけば乗り切れると思います。