地元企業でインターネット関連技術を活かせる仕事に就きたいと考えていたので、自分の仕事内容はとても充実していました。学校向けシステムの提案やシステム構築業務についてもやりがいがあり、この業務を通して多くの知識を蓄えることができました。地域ISP業務でも、CTIシステムもない少人数体制でのサポート時間の延長や、各種セミナー講師も担当することがあり、多くの経験を得ることができました。

地元企業で働くことに対する収入面での苦労がありました。深夜から早朝にかけてのシステム入れ替え業務や、休日の設備障害に伴う緊急出動も多く、どんなに残業しても、どんなに休日出勤しても給料が15万円を上回ることはありませんでした。以前は大学教員をしていたため、給料面でのギャップが転職の引き金となりました。

インターネットやシステムに関連した業務は日々新しい技術が生まれているため、現状のスキルや経験だけでは将来性はないと感じています。顧客ニーズに応えることが最も難しい分野であり、常にスキルアップに努めることが必要不可欠です。向上心のある人なら、ISP業務やオープンシステム関連業務を継続して働いていけると考えています。

地元商社の子会社なので給料がいいと思っていましたが、実際には地方上級公務員よりも低く、会社の主な収益はドコモショップの収益でした。多くの大卒以上の新卒、中途採用者は2〜3年で転職しました。皆、私と同じ理由で転職しました。

仕事の充実感ややりがいも大切ですが、給与や待遇面も重要です。地元志向で給料が安くても良いと考えると後で後悔する可能性があります。給与や待遇をきちんと検討した上で就職先を決めることをお勧めします。向上心のある人にとって、この仕事は楽しく充実したものになるでしょう。