私は難病を抱え、就労継続支援A型事業所で働いており、文具の組み立てなどを行っています。勤務時間は9時から15時で、時給は905円です。しかし、作業中に体調が悪くなっても、すぐに早退できない状況に困っています。以前、頭痛を訴え早退を希望した際には、「もう30分我慢すれば2時間分の給料がもらえる」と言われました。また、「一般の会社では体調不良での帰宅は認められない」とも言われました。有給休暇を取るには10日前の申請が必要で、当日の使用は認められません。しかし、忌引きの場合は特例で後から申請可能です。同僚の中には、家庭の事情で早退や遅刻をしたいと考えている人もいますが、所長は「一般の会社でもそのような理由では認められない」と言いました。事業所の運営は、介護保険給付金と利用者の出席率に依存しており、これが厳しいルールの背景にあるようです。相談しようとした障害者等就労相談支援センターでは、私のようなA型事業所の従業員の相談には応じてもらえませんでした。このような状況で、どのように対応すればよいか、また、このような扱いが一般的なのか教えてください。
項目 | 詳細 |
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名前(仮名) | 田中 みどり(たなか みどり) |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
生活状況 | 障害者年金を受給中 |
障害の種別と等級 | 神経系の難病、障害等級2級 |
既往歴(過去の病歴) | 10年前に診断された多発性硬化症 |
家族構成 | 独身、一人暮らし |
経歴 | 地元の大学卒業後、公務員として勤務。病気の進行に伴い退職し、現在は就労継続支援A型事業所でパートタイム勤務 |
※この質問に関する情報は、本人からの申告に基づいており、個人の経験や状況を反映したものです。記載されている内容は、特定の個人の状況を一般化するものではなく、あくまで一例としてご参照ください。この情報の正確性や普遍性については、個々のケースによって異なるため、保証するものではありません。
みどりさん、こんにちは。北海道札幌市にある就労継続支援B型事業所、Web屋FUJIのサービス管理責任者、加藤洋輝と申します。貴重なご相談内容をお寄せいただき、ありがとうございます。あなたの現在の職場でのご経験について拝読し、私たちの事業所の方針と照らし合わせて、いくつかのポイントについて詳しくお答えしたいと思います。
まず、早退や有給休暇の取り扱いに関してです。Web屋FUJIでは、利用者の健康と安全を何よりも優先しています。体調が急に悪くなった際の早退については、事前の相談がなくてもその日のうちに適切に対応できるようにしています。また、有給休暇に関しても、利用者が健康で充実した生活を送れるよう、計画的な休暇はもちろん、緊急時にも柔軟に対応できる体制を整えています。
一般の会社と就労継続支援B型事業所との最大の違いは、私たちが利用者の特性に合わせた個別の支援を提供している点です。特に、障害を持つ方々の就労を支援するにあたり、一人ひとりの健康状態や生活状況に合わせた柔軟な対応が必要です。そのため、一般の会社での常識がそのまま適用されるわけではないことを理解していただくことが重要です。
忌引きの場合にも、利用者の人それぞれの状況を尊重し、適切なサポートを提供することを心掛けています。突然の家庭の事情や悲しい出来事に際しては、利用者と密にコミュニケーションを取り、必要なサポートを行います。
「一般の会社でもそのような理由では認められない」という考え方に関しては、私たちWeb屋FUJIでは異なるアプローチを取っています。一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応を心掛け、利用者が安心して働ける環境作りを最優先事項としています。これにより、利用者が自分のペースで仕事に取り組むことができるようになります。
事業所の運営においては、介護保険給付金や利用者の出席率が影響を及ぼすことは事実ですが、それらを最優先事項とすることはありません。私たちの経営理念は「利用者第一主義」であり、その理念に基づいてすべての決定を行っています。この理念に従って、利用者が働きやすい環境を提供することが、私たちの最も重要な目標です。
最後に、あなたが経験されているような扱いが一般的であるかどうかについてですが、それが一般的であるとは考えにくいです。特に就労継続支援B型事業所では、利用者一人ひとりの状況に合わせたサポートが重要であり、そのための柔軟な対応が求められます。利用者が自身の特性やニーズに合った支援を受けられるよう、私たちは常に努力を続けています。
Web屋FUJIでは、利用者がそれぞれのペースで働けるよう、個々のニーズに応じた支援を提供しています。また、利用者からのフィードバックを大切にし、より良い職場環境を作るために常に改善を続けています。私たちは、あなたのような方が安心して働ける環境を提供できることを願っています。もし興味がありましたら、一度私たちの事業所についてさらにお話ししましょう。私たちの事業所は、ECサイト運営やデジタルコンテンツ制作などを行っており、様々な分野でのスキルアップを目指す方にとって、魅力的な職場環境を提供できると自負しています。あなたのご来所を心よりお待ちしております。
田中さんはじめまして。お悩み拝見しました。
Web屋FUJIの取り組みや方針についてお話しますね。
頭痛、我慢すると重要な疾病に繋がりかねませんので、しっかりと対処する為にも、早退は必須かと思います。
当事業所は利用者第一主義であり、皆さんお一人お一人が無理なく、ストレスのかからない環境で学び、また作業してもらえたらと願っていますので、辛いことはその都度どんなことでもご相談頂きたいと思います。
一般的な職場での、家庭の事情による休暇申請が認められない件に関しては、それぞれの職場の方針によりますので、断定できないのではとも思います。
当事業所では、利用者さんのご希望に、できるだけ添うことを最優先としていますので、その雰囲気を感じ取って頂けるよう、是非一度お越し頂ければと思います。
体調不良の中、作業を続けられたとのこと。とても大変な思いをされましたね。
一般的に有給休暇の申請時期に関しては法的な決まりはありません。
会社の規定に従って取得する場合がほとんどですが、体調不良での取得が認められないとうのは聞いたことがありません。
B型やA型は“企業等へ就労を希望しているが、一般企業への就労が困難な障害がある方を対象”として就労に必要な訓練や求職活動に関する支援を提供する場所です。
そういった場所であるからこそ利用者さんの変化に臨機応変に対応していく必要があると私は考えます。
場所はどこであっても就労するということは責任が伴う事です。
責任感を持って作業に取り組まれている事は本当に素晴らしいです。
どうか無理をなさらず、ご自身を大切にして下さいね。
Web屋FUJIのスタッフ、こやともです。
難病を抱えながら就労されているとのことで、毎日とても大変な思いをされていることと思います。私たちの事業所では、利用者さんの体調や環境を第一に考えながら就労を進めております。体調が悪い場合の早退や休暇にも適切の対応しながらサポート体制をとるように心がけております。事業所によって様々な考え方があるのかもしれませんが、本来の支援の姿はそれぞれの利用者さんに合った対応をすることだと思っています。
会社名 | 合同会社第一Web |
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代表者 | 加藤 洋輝 |
所在地 | 〒003-0002 札幌市白石区東札幌2条5丁目3―15 ドルチェ富士1F―B |
主たる業務 |
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資本金 | 350万円 |
上記番号に発信できます。
ご質問やご相談に対し、時代の流れに流されることなく、伝統的で人間味のあるアプローチを大切にしています。
LINEでのお問い合わせにも、ボットやAIを使わず、一人ひとりのスタッフが心を込めて直接対応いたします。
お客様の声に耳を傾け、それぞれのニーズに丁寧に応えていくことをお約束します。
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【支援員】まつど
2024/02/15 17:10:27有給や遅刻・早退に関してですが、法律上は有給を10日前に申請しなくてはならないというものはないです。その会社の規定で決まっていると思いますよ。確かに一般会社でなかなか早退・遅刻をさせてくれないところもありますよね。私も経験があります。ですが、A型事業所という障害者・難病をお持ちの方が利用対象となる場所ですので、急な体調の変化に対する対応を寛容にしてもいいのではと個人的には思ってしまいますね。
わたしたちはB型事業所ですが、利用者さん一人一人のペースに合わせた勤務日数や時間で対応していますよ(^^)