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就労継続支援での清掃とデスクワークの業務内容は?

質問者

就労継続支援A型を利用しています。公共施設やホテルなどの共用部分の清掃業務があるのですが、デスクワークより大変な仕事ですか?

就労継続支援での清掃とデスクワークの業務内容は?

プロフィール

名前(仮名) 山本 健(やまもと けん)
年齢 21歳
性別 男性
生活状況 実家暮らし。現在は年金や生活保護は受けていない。
障害の種別と等級 発達障害
既往歴 とくになし
家族構成 両親と妹(学生)が1人
経歴
  • 指定校推薦で美術大学に入学するも、人間関係のトラブルから大学を中退。
  • 中退後に心療内科を受診し発達障害と診断された。
  • 現在は就労継続支援A型を利用して就労を目指している。
本人に関する特記事項

幼少期から大人しく、一人遊びが得意な子どもで、特に絵を描くことと家の近くの公園で遊ぶことが好きだった。
幼稚園の先生からは、絵や工作が得意だと褒められることが多かった。

小学校では運動はあまり得意ではなかったが、勉強は平均して中の上の成績で、好きな科目は図工だった。
クラスには何人か仲の良い友達ができたが、たまに冗談が通じなかったり、こだわりの強さからトラブルになることが多々あった。

中学、高校でも勉強はできていた。
高校は地元にあった少人数制の学校を選び、美術部に所属し、市の絵画コンテストで入賞することもあった。
対人関係では美術部の活動が楽しく、部活の仲間とは良好な関係を築いていた。
クラスの人数が十数名程度の少人数制の学校だったため、大きな対人トラブルはなく穏やかに過ごすことが出来ていた。

大学は指定校推薦で地元の美術大学に入学。
新しい環境に不安はあったものの、好きな絵画を学べることに意欲を見せていた。
サークルでも美術系の活動をしていたが、次第に対人関係のトラブルが表面化し、孤立感が深まる。
大学1年の秋には大学に通えなくなり、冬には完全に不登校になる。
進級が難しく、両親と学校側と協議を重ねたうえ、最終的に本人が退学を選択した。

退学後間もなく、塞ぎ込み引きこもりがちになっていく健さんを心配した両親が心療内科の受診をすすめ、そこで発達障害と診断された。
その後は家族の献身的なサポートもあり、発達障害外来に通いつつ就労継続支援A型事業所に通い、就労を目指している。

目標 対人関係の問題、ストレスを克服し、自分の性格や特性に合った職業を見つけること。
趣味
  • 小学校高学年の時から、妹と共にプラモデル作成が趣味。
  • 本格的でエアブラシでの塗装もする。

最近は野鳥に興味があり、バードハウスを自作して自宅の庭に設置し観察したり、自分のペースで楽しむために一人で郊外の森林やハイキングコースなどを自由に散策しバードウォッチングを楽しんでいる。

日常生活

今は実家暮らしだが、自身と両親の希望により自立した生活が出来るようにと最近は自炊や家事を進んで行っている。
健さんは朝ごはんの担当なので、家族分の朝食を用意している。

平日は就労継続支援A型事業所に通い、月に1回発達外来に通っている。
帰宅後は家族団らんの時間を大切にしている。

休日は高校時代に美術部で一緒だった特に仲の良い友人と月に1、2回会ったり、趣味のバードウォッチングを楽しんでいる。

絵画は大学でのことがありしばらく距離を置いていたが、好きな画家の展示会が近々地元に来るということ知り、「行こうかな」と家族に話していた。

自身の特性について理解を深めるよう努力し、対人関係でのトラブルはA型事業所などでも減っている。

※この質問に関する情報は、本人からの申告に基づいており、個人の経験や状況を反映しています。記載されている内容は、特定の個人の状況を一般化するものではなく、あくまで一例としてご参照ください。この情報の正確性や普遍性は個々のケースによって異なるため、保証するものではありません。

回答

こんにちは、就労継続支援B型事業所のサービス管理責任者、加藤です。ご相談いただきありがとうございます。
A型事業所に通いながら頑張っていること、本当に素晴らしいです。心から応援しています。

清掃業務がデスクワークより大変かどうかを判断するために、山本様の特性や好みに合わせたアドバイスをさせていただきます。

清掃業務の特徴
体力を要する 公共施設やホテルの共用部分の清掃業務は、体を動かす作業が多いため、体力が求められます。掃除機をかけたり、床を拭いたり、窓を磨いたりする作業、長時間立ったり、時には重いものを持ち運ぶ作業があったりします。これらの業務は腕や足腰に負担がかかったり、体力を消耗することがあります。山本様が体力や足腰に自信があるかどうかがポイントです。
決まった手順を守る 清掃には特定の手順やルールがあり、それを守ることで効率的にかつ高品質な清掃が可能です。ルールや手順をしっかりと覚えることが求められます。
注意力が必要 清掃業務では、細かい部分まで注意を払う必要があります。汚れを見逃さないようにするための注意力や観察力が重要です。
達成感 清掃が終わった後の達成感や、綺麗になった環境を見る喜びがあります。
対人関係 清掃業務は他のスタッフや利用者さんと関わる機会が多いかもしれません。そのため、山本様の対人関係、コミュニケーションスキルの向上に役立つ可能性があります。
デスクワークの特徴
座り仕事 デスクワークは基本的に座りながら行う仕事が多いため、清掃業務に比べると体力面の負担は少ないことが多いです。ただし、長時間座ることによる体の負担や、眼精疲労、運動不足になる可能性があります。
集中力が求められる 書類作成やデータ入力、メール対応などでは、長時間の集中力や細かい作業、繰り返し作業が多く、その中でもミスをしないようにする集中力が求められます。山本様が一人で集中して作業することが得意かどうかが重要です。
柔軟な対応力 デスクワークでは、急な事務作業の依頼や変更に対応する柔軟性が求められることがあります。
どちらが大変か

どちらが大変かは、山本様さんご自身の特性や得意なこと、苦手なことによって異なります。

  • 体力に自信があり、動き回るのが好きな方は、清掃業務が向いているかもしれません。
  • 集中力があり、細かい作業が得意な方は、デスクワークが向いているかもしれません。
具体的なアクション
トライアル期間 可能であれば、一定期間両方の業務を体験してみて、どちらが自分に合っているかを確認できると良いですね。
サポートの利用 不安がある場合は、就労継続支援A型事業所の職員に相談してみてください。適切なアドバイスやサポートを受けながら、自分に合った仕事を見つけていくことが大切です。
バランス 適度な休憩を取り入れ、体力を消耗しすぎないように注意することが重要です。
自分に合った働き方を見つける

どちらの仕事も、それぞれに大変さがありますが、やりがいもあります。重要なのは、自分の特性に合った働き方を見つけることです。山本様が清掃業務に取り組んでみて、その中で楽しさや充実感を感じることができるかどうかが大切です。少しずつ経験を積みながら、自分に合った働き方を見つけていくことが大切でしょう。

私も就労については悩んできました。自分に何が向いているのか分からず、ただ「仕事をしなければならない」という思いだけで、深く考えずに働き始めたこともあります。しかし、その結果、仕事に馴染めず、ストレスが溜まり、結局は早々に退職してしまうということがありました。

ある時、Web制作会社に就職しました。当時の私は、パソコンの基本的な操作も満足にできず、正直言って、パソコンの電源を入れる方法すら知らない状況でした。そのため、全てが新鮮でありながらも、毎日が不安でいっぱいでした。しかし、少しずつ操作に慣れてくると、仕事自体が楽しく感じられるようになりました。最初は難しかったことも、繰り返し取り組むことで徐々に自信がつき、やりがいを感じることができたのです。この経験から、最初の一歩は恐怖や不安が伴うものの、挑戦し続けることで得られる充実感は大きいと学びました。

現在、私は就労支援の管理者として働いていますが、正直に言うと、人とのコミュニケーションを取ることが苦手です。人前で話すのも、意見をまとめて伝えるのも苦手な方です。しかし、利用者様が新しいスキルを身につけたり、自信を持って達成感を得たりする姿を見ると、自分が少しでもその手助けができたのだと感じることができ、とても嬉しい気持ちになります。その瞬間に、この仕事を選んで良かったと思うことができるのです。

今は、新たな挑戦としてFP2級の取得を目指しています。FPの資格を取得することで、より専門的な知識を身につけ、利用者様に対してさらに質の高いサポートを提供できるようになりたいと考えています。そして、FP2級取得後は、さらに行政書士の資格取得にも挑戦したいと思っています。どちらも簡単な道のりではありませんが、これまでと同じように、楽しみながらモチベーションを維持し続け、少しずつ前進していければと考えています。

結局のところ、重要なのは、自分自身が楽しんでモチベーションを維持し続けることだと思います。私自身、挑戦し続けることで、生きている実感を得られるタイプなのかもしれません。山本様も、ぜひ自分に合った働き方を見つけ、それを楽しみながら、少しずつでも挑戦を続けてください。挑戦を続けることで、いつか必ず自分にぴったりの働き方が見つかるはずです。そして、その時には、今までの苦労や悩みが報われると感じられる日が来ることでしょう。

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コメント

記事執筆者紹介

加藤洋輝

加藤 洋輝(かとう ひろき)

在籍期間:就労継続支援事業所「Web屋FUJI」に6年間在籍

役職:サービス管理責任者歴6年

専門分野:ECサイト運営、デジタルコンテンツ制作

経営理念:利用者第一主義を掲げ、利用者の自立と成長を最優先に考えたサポートを実施

実績:Google口コミレビュー33件でスコア4.9獲得。利用者からの高い評価を受けています。

利用者支援:利用者定員数は常に満員で、現在も複数名の待機者がいます。

スタッフ環境:スタッフ離職率0%を誇る、働きやすい職場環境を維持しています。

ビジョン:障害を持つ方々が自分らしい生活を送れるよう、日々新しい支援方法を模索し、社会全体の理解と支援のあり方について啓発活動を行っています。

Our Information 私たちの情報

会社名 合同会社第一Web
代表者 加藤 洋輝
所在地 〒003-0002 札幌市白石区東札幌2条5丁目3―15 ドルチェ富士1F―B
主たる業務
  • 就労継続支援事業
  • お墓のコンサルティング
  • ホームページデザイン・構築・運営
資本金 350万円

お問い合わせフォーム

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