こんにちは、Web屋FUJIのサービス管理責任者、加藤洋輝です。まずは、ご質問ありがとうございます。人生設計について真剣に考え、質問してくださることは非常に重要なステップです。

現在、2つの選択肢で悩んでいるとのことですが、私はどちらの選択肢も正解だと思います。それぞれの選択肢には未来を豊かにする可能性があり、どちらを選んでも間違いではありません。なぜなら、選んだ道がどのようなものであれ、自己成長や学びにつながるからです。

選択肢１ ： 社会に積極的に関わる道

まず、社会に積極的に関わる道を歩むことについてです。この道は、自分に負担をかけることになるかもしれません。しかし、その先には多くの学びや成長の機会が待っています。自分の能力を試し、挑戦し続けることで、自己成長を実感できるでしょう。

社会での就労を選ぶことは、確かにストレスやプレッシャーを伴うかもしれません。しかし、その一方で新たな人々との出会いや、仕事を通じて得られる達成感は非常に大きなものです。私自身、何度も転職を繰り返してきました。正直に言うと、辛いことから逃げてきたことがほとんどです。それでも、あきらめずに挑戦を続けたことで、今の私があります。

例えば、一度就職した職場が合わなかったとしても、それは失敗ではありません。それも一つの経験です。新たなスキルや知識を得る機会として捉え、次のステップに進むための糧にしてください。退職しても大丈夫です。再び周囲のサポートを受けながら、新しい道を模索すればよいのです。

選択肢２ ： 就労継続支援B型の事業所で訓練を続ける道

もう一つの選択肢として、就労継続支援B型の事業所で訓練を続け、地域活動支援センター（地活）の担当者と相談しながら体に負担の少ない仕事を選ぶことです。この選択肢は、体調を第一に考え、自分のペースで進めることができます。精神的な負担を軽減しながら、着実にスキルを身につけることができるため、長期的に見て非常に有益です。

私たちの事業所、Web屋FUJIでは、利用者さん一人ひとりのペースに合わせたサポートを行っています。ECサイト運営やデジタルコンテンツ制作といった具体的な業務を通じて、実践的なスキルを身につけることができます。また、定期的に面談を行い、体調や精神状態に応じた働き方を一緒に考えていきます。

年金を活用しながら、就労継続支援B型の事業所で訓練を続けることは、無理のない範囲で自己成長を促す大きなチャンスです。ここで得られるスキルや経験は、将来的に社会での就労を目指す際の強力な武器となるでしょう。

自信を持って選択を

どちらの道を選ぶにせよ、重要なのは自身の選択に自信を持つことです。失敗することは誰にでもありますし、それを恐れる必要はありません。むしろ、失敗を糧にして次のステップに進むことが大切です。私も数多くの失敗を経験しましたが、その度に学び、成長してきました。

過去の自分に対して「それも経験だし、きっと自分に合う職、自分を支えてくれるスタッフがみつかるよ！」と伝えたいです。きっと、自分に合った道を見つけることができるはずです。今もたくさん失敗するし、勉強も必要だし、大変なことも多いですが、利用者さんに励まされて頑張っています。そんな職場にきっと出会えると思います。

地域活動支援センターの説明

最後に、地域活動支援センター（地活）について簡単に説明します。地域活動支援センターは、障害者総合支援法に基づいて運営されている支援施設で、生産活動やレクリエーションなどを通じて障害のある方の自立支援に取り組んでいます。

地域活動支援センターⅢ型は、小規模作業所や共同作業所から移行した形で運営されており、地域で暮らす障害者の社会交流や創作的活動、生産活動の機会の提供を通じて、自立した日常生活や社会生活を支援する役割を担っています。

一方、就労継続支援事業所は、就労に向けた能力や知識の向上を支援する施設です。雇用契約を結んで働けるA型と、雇用契約を結ばずに働くB型があります。地域活動支援センターと異なり、就労を希望する障害者が対象であり、賃金や利用方法などにも違いがあります。

最後に

どちらの道を選ぶにせよ、Web屋FUJIのスタッフは全力でサポートします。未来が明るく、充実したものになることを心から願っています。困ったことがあれば、いつでも相談してください。常に応援しています。